それぞれの笑いの価値観
分かりやすく、そして分かりにくい。 画家でいえばゴッホのような、見た目は美しい。だが、中をどんどん突き進むと素人では分からない、もはや天才にしか理解できない作品になっていく。 DVDでは松本人志が軽い解説をしているが私はお勧めできない。それはどのDVDでもそうなのだが、100人中100人が例えばバナナを踏んで滑って泣く人がいるとする。それで笑う人、笑わない人、100人中100人の笑う感覚は別々だ。 それなのに解説で「あそこではバナナで滑って転ぶのは自信作なんですよ。」とか言われたら笑わない人でも笑わなくてはいけないような感覚になるのではないか? 無理に我々が天才になってしまったら松本人志のコントがかえって見にくくなってしまう。 天才が見て初めて見れる笑いの視点。凡人が見て初めて見れる笑いの視点。 個人個人の笑いの視点が違うというのは正しいんだから、解説で意見を同じにする意味は私は無いと思う。
めっちゃええ感じ。
「ごっつ」終了後、鬱積していた松本のエネルギーが爆発したような快作です。 計5本のコント、どれも秀逸の出来栄えです。 まず、「システム・キッチン」は松本本人が当時「ぴあ」インタヴューで語っていた 通り、 映画のような映像の中で「ガキの使い」のような浜田との遣り取りが魅力的な作品で す。 互いに笑いをこらえる静寂した「間」が妙に面白い。 次に「げんこつ」は「一体何が起こるのか!?」蔵野やココリコからの会話で引っ張り まくった後の、 暴走した展開は、絵ヅラと共に最高のオチをみせる。 他のコントはTVでも充分出来るが、流石にこれはビデオならではのオチではないで しょうか。 三本目の「古賀」は、とにかく板尾のトボけたキャラクターに尽きます。 何処にでもい!そうな、よく言えばクールな奴を思い切りちゃかした展開には笑わされ ます。 「人付き合いはいいけど、自己中心的な奴」、こんな奴は嫌いだけど、笑いのネタと しては最高です。 「都…」は大喜利をテーマにした茶番。偉ぶっている大御所の芸人を批判したような 内容で、 かなりギリギリのところで創り込まれているのが素晴らしい。 「笑いは実力だ」と言わんばかりの松本の意志の様なものが伝わって来て、嬉しい気 持ちも正直わきました。 最後に「ミックス」だが、これも本当に見事な一本だ。ヤンキー夫婦のケンカのコン トなのだが、 松本演じる妻が吐くセリフには最高に笑わせて戴いた。 この辺のひねり方を見ていると、ダウンタウンという芸人にとにかく安心出来る。 全体を通して「!まだまだコントをやる」という松本人志の自らに対する「約束」のよ うなものを強く感じた。 それはファンとしては嬉しいし、頼もしい限りである。 こんなクオリティのコントを毎週テレビで楽しみたいというのが正直なところです。
最高傑作
これはまさしく天才「松本人志」の最高傑作だ普段のダウンタウンの松ちゃんとは一味違う「天才」のセンスが存分に伝わる作品だ。 とにかくこの「天才」はどんな種類の笑いも出来るのが凄い。それもすべて完璧にだ。自分のツボにはまる笑いが何度もあった。笑うポイントがいくつもあったが僕はすべてを笑ったと思う。何度見ても笑ってしまうあたりも凄いと思う。 この作品はたくさんの松本作品の中で一番面白い。 さすが松本。
R and C Ltd.
HITOSI MATUMOTO VISUALBUM Vol. (ぶどう)“安心” [DVD] HITOSI MATUMOTO VISUALBUM Vol. (バナナ)“親切” [DVD] 松本人志自選集 「スーパー一人ごっつ」 Vol.2 [DVD] 松本人志自選集 「スーパー一人ごっつ」 Vol.3 [DVD] 松本人志自選集 「スーパー一人ごっつ」 Vol.1 [DVD]
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