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ハプスブルグ家の宮殿 (講談社現代新書)
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 136689 位
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西洋史の理解に一役
シェーンブルク宮殿を観光する人のガイドブックとして書かれたようですが、
西洋史を学ぶ初学者にも良い本だと思います。
他の本ではイメージしづらかった時代の流れや空気感などが、
この本ではすんなり入ってきました。
歴代皇帝の手柄や武勇談よりも、良くも悪くも
その人間性に焦点を当てて書かれているせいだと思います。
私は、この時代はフランスあるいは神聖ローマ帝国を中心に
考えるものだと思い込んでいましたが、
「国家」ではなく「ハプスブルク家」から眺めると
こんなの見通しがいいものかと驚きました。
難しい言葉やくどい表現はないので、
あっという間に読めてしまうのも魅力です。
ハプスブルグ家を別の角度から見た本
私はシェーンブルグ宮殿に行ったことがあるが、宮殿内よりやはり庭園の記憶が強い。 但し、ここにも書いてあるとおりやはりベルサイユ宮殿に「対抗」して作った ため、ベルサイユに比べるといい言い方で言えば「落ち着いている」、悪くいえば「地味」。 どちらが好みかは人によるので皆さん実際に行ってみて判断してください。 この本は中心に宮殿をおいているものの、やはり記述は「人」が全面に出る。 ハプスブルグ家のいろいろな人がこの宮殿を(全部・一部といろいろあるが) 隠れ家として使っていたというのが興味深い。 どんなに高貴な方もやはり一人になってみたいと思うのだなとわかるとなにかほほえましい。
ここの動物園では、パンダの『シシィ』と『フランツ・ヨーゼフ』に会えます。
ハプスブルク家の歴史を概観しつつ、同家とゆかりの深い離宮、『シェーンブルン宮殿』に焦点を当てています。同宮殿以前のカッターブルク要塞があったマクシミリアン二世の時代から、宮殿の名前となった『シェーンブルン(美しい泉)』を発見したとされるマティアス帝、本格的建設となったレオポルト一世、現在に見られる外装の『テレジアン・イエロー』を施したマリア・テレジア、ナポレオンの占領、フランツ・ヨーゼフ一世、皇帝カール一世時代を通じて、ウィーンのヴェルサイユともいうべきシェーンブルン宮殿とその庭園の変遷とそれにまつわるエピソードを紹介しています。シェーンブルン宮殿以外にもいくつか他の宮殿も紹介されていますが、メインはシェーンブルンなので、実際、訪れる前に一読すると、さらにこの宮殿の魅力が倍増するでしょう。
講談社
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