パリ―都市の記憶を探る (ちくま新書)



パリ―都市の記憶を探る (ちくま新書)
パリ―都市の記憶を探る (ちくま新書)

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「冗漫極まりない」とはこの文章のことだ!

2002年東北大の入試問題でこの本の一節が取り上げられていた。もー、読みにくいのなんのって、ありゃしない!

1. 「俯瞰」だの、「簒奪」だの、「囲繞」だの、あえてこのような難しい漢字を使う必要があるのであれば使えばよい。しかし、この文章の内容を読者に伝えるという目的からすると、その必然性は全くない。この人は東大教授(しかもフランス文学専攻)らしいが、「“日本語の”ボキャブラリーが欠如しているのか」と思わせる。はたまた、「ボクはこんな難しい漢字を知ってるんだよ」と読者に自慢したいのか?

2. 読点の打ち方が拙すぎる。著者自身、自分の文章を音読してみたらよい。きっと、息切れと共に己の文章の拙さがわかるから。

3. この人のクセだろうが、接続語を使う際に、ほとんど主語の後に(つまり、文頭ではなく文中に)使われている。文章の論理的展開を追う目的からしたら、煩雑極まりない。

以上、主な点を挙げたが、この年の東北大受験者は、この文章に当たってどう思っただろうか?「やっぱり、東北大。難しい文章を出してくるな」・・・・・・まさか!
徒に読みにくくさせているこの文章を入試問題に選んだ東北大の出題者のセンスも同様に疑われる。



筑摩書房




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