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「できない大学生」たちが、なぜ、就職で引っ張りだこになったか―面白いように「やる気」が目覚める9つの方法
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| ジャンル: | 自己啓発,能力開発,意識改革,自己改革,学習
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愛情があるがゆえに実行できる
「やる気のない生徒が8割」という大学の教授である著者が、いかに生徒たちを変え
たかという話。
就職活動に役立つノウハウや気づきが多いわけではないのでご注意を。
基本的に「やる気があればなんでもできる」というスタンスで書かれている。著者
が生徒をどう変えたか、具体的なエピソードが書かれているので教員の方には大いに
参考になるだろう。
ただ、著者自身が生徒に対して愛情を持っていたからこそ、生徒のやる気を引き出す
ことができたのだろう。愛情も何も無いのに著者と同じことをやる教師がいたらウザす
ぎる。そこは注意して読むべきだと思った。あ、そもそも愛情のない教師は「生徒のや
る気を引き出してやろう、変えてやろう」なんて考えないか。
その志やよし。しかし、実現できるか?
筆者は大学教員は熱意を持てという。さらに、授業内容を社会での実践とつなげるようにしようと提案する。
しかし、大学教員に熱意を持てといっても持てないのではないか。特に、非常勤講師の現状は目に余る。しかも、授業内容を社会での実践とつなげるようにしよう、という提案には乗れない。そうしたら、大学は専門学校と変わらない。大学はもっと抽象的な力を磨く場であっていいと思う。もっとも、そうであっても授業をどうにかしなければならないのは確かである。
大学教員は必読
研究志向大学に勤務される偉い先生方には何の参考にもならないかもしれないが、著者の考え方と教育実践の方法論には個人的に大賛成。日本の将来を実働部隊として担うのは、圧倒的多数を占める様々なレベルの私立大学卒業生であるからだ。ただし、自分の教え子に愛情を抱かずして著者を模倣するだけでは、かえって自分の身を危うくするだけかもしれない。
三笠書房
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