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三国志〈3の巻〉玄戈の星 (時代小説文庫)
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 3939 位
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王覇論議は無用
13巻は長かった。1度挫折していたんだが、くやしいのでもう一度挑戦した。後半、飽きてきてどうでもよくなったが、辛抱強く最後まで読み切った。
これが「三国志」じゃなきゃすばらしい作品なんだろうなあって思う。あくまでも北方さんの「三国志」なんだ。
いいところをあげればきりがないほどたくさんある。まず、戦闘シーンの臨場感・躍動感がすごい。呂布が率いる黒い騎馬集団の表現などは圧巻だ。また、心理描写もリアリティたっぷりで、さらに男気に感じさせられて涙ぐむところもあった。特に、キャラクターが死を迎える時の内的な独白がよかった。
しかし、それもくりかえされると冗長な感じが否めないのと、王覇思想に関心があるのか、そこら辺の議論がうっとうしかった。中国は覇道の国、日本は王道の国、革命を繰り返した民族と万世一系の民族では思考の根っこが違うはず。漢王室の血が400年を経て特殊なものとなり、1000年を過ぎれば神になる的な発想自体が日本的で、この小説にはそぐわない気がする。この議論は日本の皇室のものだからだ。
吉川さんの三国志には遠く及ばない気がする。
呂布
北方三国志の大きな魅力の一つである呂布の最後。
曹操や劉備と違って、天下に志を持つわけではない呂布。しかし、大志を抱く武将たちの中にあって、誰よりも強く黒い閃光を放ちます。曹操の命よりも赤兎をとった呂布。李姫をおもいやって呂布が赤い布を受けたときには、呂布の奥底にある細やかなやさしさに触れたように思います。「女は曹操の身の回りの世話だけをしていればよい」と割り切る曹操、妻たちを敵陣に残すことを理性で計算できる劉備。大志の前に私心を殺す彼らの生き方が、男の生き様かもしれません。しかし、呂布の生もまた見事なものだったのではないでしょうか。
もっとも印象的だったのは、夕日の海に照らされた、呂布と赤兎の姿。
「呂布様は、言われているような方ではありませんね。赤兎を見ているとわかります」
「俺は、俺だ」
典韋
非常に読みやすくお勧めの三国志だと思います。
強いてこの巻で残念な点をあげると典韋の死についてもうちょっと厚く描いてもらえると嬉しかったです。
納得です!
三国志初心者ではありますが、今この三の巻まで読んでこのレヴューを書かずにはいられないほど、のめり込んでいます。
ほかの方も書いているように、知っている三国志とひと味もふた味も違います。
といっても、夏候淳の目玉のシーンや、劉備がむしろ売りだったこと、呂布が董卓を殺すのは女性が絡んでるとか言う大筋は、そのままなのです。
だから、違和感なく読めます。
戦闘シーンが、細かくて、大将がいかに頭使って戦争しているかがよくわかります。呂布がすごくかっこ良くて、いい奴です。
赤兎とのシーンがとても好きです。
あと劉備の性格がよく書かれていると思います。
徳の人ってだけで、天下とれるんかぃ と思ってた不思議がこれを読んで納得しました。
読みやすい!
活字嫌いな私でも全巻読めてしまいました。 他作家さんの三国志も気になり読んでみましたが 北方謙三の三国志が一番のめり込むことができました。
角川春樹事務所
三国志〈2の巻〉参旗の星 (ハルキ文庫―時代小説文庫) 三国志〈4の巻〉列肆の星 (ハルキ文庫―時代小説文庫) 三国志 (5の巻) (ハルキ文庫―時代小説文庫) 三国志 (6の巻) (ハルキ文庫―時代小説文庫) 三国志 (1の巻) (ハルキ文庫―時代小説文庫)
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