物理化学―分子論的アプローチ〈上〉



物理化学―分子論的アプローチ〈上〉
物理化学―分子論的アプローチ〈上〉

商品カテゴリ:物理学,化学,数学,地学,科学,学習,知識
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易しく、丁寧に書かれた、新しい教科書である!

一般的に言って、化学系の学生にとって「物理化学」は苦手と思う人が多いいと思う。その内容に量子力学が存在する事が、最大のネックだと思う。1960年代の理系を目指す、高校生と全く異なり、現在のの高校生は理科は選択制となり、物理を学ばなくとも、数学も全て学ぶ事なしに、大学の化学系、生物系の学部に入ってくる。この本の新しいところは、量子力学の曙から始まり、物理屋から観るとくどい位に、丁寧に、親切に用いる数学も含めて記述されている。7章までそれが続くが、そこまで就いていければ、後は、勢いで行けます!それ以降の項目も新しき話題になってます。この上巻は物理科を除く、全ての理系、医薬系の学生に良き教科書です。今や、量子力学は全ての工業化学、医療、製薬など分子レベルに関る人の必須知識なのです。7章以降にいくつか山がありますが、チャント登頂できます。その為に、教師がいるのです。この本ならば、独習できるほどに工夫されています。最後に!これは例外的なこの本の利用方法があります。7章までが、物理系で量子力学、さっぱり?な人の超超入門書としてもお役に立つことです。正に、今必要に見合った良き教科書です。
Sept-masque de couleur
教科書の新秩序

物理化学は偏微分方程式など難しい数式を扱う学問である。そのため、ギブスエネルギーの意味や簡単なシュレディンガー方程式の解法すら身につけずに勉強を終えてしまう初学者も多いだろう。

しかし、この教科書は歴史的流れを考慮して記述している部分があるため、式が記憶に残りやすい。そして、式の導出も丁寧である。よって、「超入門」などと謳ってほとんど何も身に付かない入門書や、難しい問題を扱っているにもかかわらず記述が不十分で楽しむことのできない教科書が溢れている今、貴重な本であるといえる。その上、タイトル通りアプローチが現代的である。現代の教科書のお手本だ

章末には多過ぎるほどのの練習問題が用意されている。自力で解くことを薦めたい。演習をやって初めて最高の教科書となると考えるべきだ。

仇討ち

 物理化学の教科書というと、どうにも幕の内弁当的な要素が大きい。何でも載っている代わりに、個々の子細は不十分である。入門書と考えれば適切なものもしれないが、不満は残る。
 一方、本書は量子化学的観点からの物理化学という筋をしっかり貫いており、また量子化学自体の内容も専門書に負けないくらいしっかりしているから、非常に頼もしく感じる良書である。バーローやアトキンスにはない安定感である。
 私は高校時代にボーア軌道を信じ切っていた。大学に入学して量子化学の電子雲、電子の存在確率を知って、理解できずに入学早々いきなりコケた苦い過去があるので、量子化学には借りが大きい。その仇討ちを助けてくれる一冊である。
よい!

 物理化学の教科書は、アトキンス、バーローなど色々出ていますが、私はこの本が一番のお薦めです。
 この本は、分子論的アプローチという副題が付いているように、「分子」という視点を非常に明確にしているところが特徴です。通常の物理化学の本は、マクロなエネルギーのやり取りを扱う熱力学を軸としており、その解説から入って行きます。それに対し、この本では量子力学から入り、量子力学の応用、統計力学(分配関数など)と続いていきます。まず「分子」を理解し、マクロな性質はその構成要素である「分子」の集団の性質として理解するという姿勢は、現代的であり非常にわかりやすいです。
 全体に記述が丁寧であり理解しやすいです。特に量子力学については、他の物理化学の教科書の記述が貧弱なのに対し、マッカーリの上巻は「量子力学入門」として売り出せるほどの充実振りです。
化学を専攻する学生にお勧め。(物理化学なので当然ですが)

 化学を専攻する学生にとって、物理化学は非常にイメージしづらい学問であると思います。その原因は、数式と物理現象を頭の中でリンク出来ない、ということにあると思います。
 しかしながら一般的な物理化学の教科書は、私たちが最も知りたい、各式の導出が省略されてしまっていることが多く、結局丸暗記してその場をしのぎ、その後はすぐ忘れてしまうのが現状です。
 一方このテキストは数学的な基礎からしっかりと記述されており、各式の意味づけも、くどいほど丁寧に説明されています。
 
 一所懸命この本に取り組めば、きっと物理化学を理解できる日が来ると思います。



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