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内臓が生みだす心 (NHKブックス)
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| 商品カテゴリ: | 医学,薬学,医療,看護,介護
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| セールスランク: | 27536 位
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心のありかを探る
医学では、心は、大脳を扱う神経学者の領分と看做されてきた。この著書では、心は、脳内の神経伝達にあるという従来の考えに真っ向から挑戦している。ここまで、言って良いのか、と心配になるほど、医学的常識からは非常識と看做されるだろう。
著者は、心 とは、生命エネルギーであり、心の源は、心肺腸、などの内蔵器官の働きに宿っていると論証する。心や魂や霊は、実体のある生命エネルギーである とまで主張するのだ。返す刀で、ダーウィンの自然淘汰による進化論は、誤りだとも言うのだ。
一般の方にとっては、極めて難解ではないかと危惧する。発生学や解剖学などの医学的基礎知識が無いと、理解できないのでないかと思われる展開が多い。かく言う私も医学教育を受けたのではあるが、発生学のテキストをひも解きながら読まないと理解しにくい部分もあった。したがって、誰にでもお薦めできるというものではないが、時間をかけて、精読してみようかと思われる方にはお奨めできる。
一方、心 、精神 や 魂 といった本来的に非医学的言語について言語文節的定義が曖昧なままなのも気になる。また、未踏の分野で挑戦する意気込みが、文章の端々ににじみ出ているのは、良しとしても、ときに脱線している表現もあるので、☆ひとつ減点しました。
独りよがりな印象をうける。
内臓から欲求が発生するのは分かるのだが、「こころ」・「精神」とは何かという筆者の考えがない、区別もはっきりさせないため、いったい何について解説しているのか分かりにくい。
また、内容がみえない筆者独自の研究と大昔の偉人の言葉 だけを用いた論理の展開に、真偽はともかく納得しにくいものとなっているのではないだろうか。自己研究の一方的な発信のような印象をうけた。
興味本位だけで読む本ではない
心臓と肺を同時移植した患者の性格が、手術後にドナーのものに変わってしまった、というアメリカで実際にあった驚くべき記録が本書の冒頭で取り上げられています。で、その後に話の真偽や丁寧な謎解きが続くのかと思いきや、結局最後までその謎は棚上げされたままでした。タイトルとは直接関係のない専門的な話が多くて、なんだかよく分かりませんでした。
主人はどっち?脳or内臓。
「脳が全ての司令塔であり、その脳によって我々は コントロールされている。」という考え方やものの見 方を見直すきっかけを与えてくれる良書です。しかも、 系統発生学の視点から、動物実験を含め、しっかりと 科学的にというか、いかにも理系,論理的に証明がされ れいます。このような考え方や事実(?)を知ってしまう と、臟噐移植などの考え方も少し変わってしまうかも しれません。それくらいしっかりと"体の歴史"が説明 されている本です。・脳が全てだと思っている人 ・心のと身体の関係に興味がある人 には、間違いなくおすすめです。 ただ、残念なのは解剖学や生理学などの専門用語が 結構多くちりばめれれている点です。発生学を含めて 既にこれらの分野の基礎知識のある人には、読み応え 満点でしょう。もっと、普通の人向けに内容を紹介し たら、脳中心主義の崩壊(?)が一気に広がるだろうに と思うと少しもったいないところです。
近未来への推薦図書
西原氏は近年の「心」に関する科学的アプローチが大脳ばかり扱う事に真っ向から不満を唱えている。人間の感情や心は腸を始めとする内臓器官に源がある、というモチーフは意味深く、「食べる事と排泄する事」という原点から生殖活動すらタブーを外されて自由に語られる。論調の底に解剖学があり、専門書かと思えば、話題はエネルギー理論、進化論、その他宗教、文化、歴史などさまざまな分野にわたり、必ずしも科学の専門家でなくともそれなりにエッセンスを汲み取れる。科学書のような入り口を示していながら、どこか宗教書、哲学書の香りがするのは、近未来の科学のありようを暗示しているのかもしれない。
日本放送出版協会
腸は考える (岩波新書) 生物は重力が進化させた―実験で検証された新しい進化の法則 (ブルーバックス) 内臓感覚―脳と腸の不思議な関係 (NHKブックス) 顔の科学―生命進化を顔で見る 究極の免疫力
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