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ほった。―4年3カ月も有給休暇をもらって自転車で世界一周し、今度はアフリカにみんなで井戸を掘っちゃった男
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う?ん。。。これといったものが。
前著『やった。』を読んでみて余り乗り気ではなかったが、本著である『ほった。』も読んでみた。
前半部分は、前著とかぶる内容で4年3ヶ月の旅の話。
後半部分は本題の井戸掘りの話。
夢のある話ではあるし、本人の努力そして会社がとことん坂本 達氏のプロジェクトに前向きなのは賛同できるのだが、前著と同じく読んでいて内容にどうもいまいち感動というかこれといったパンチがない。
ページ数も少なく文体も平坦なので、息抜き程度に読むのに良い程度。
『やった。』だけでは終わらない!
坂本さん前著の『やった。』ではとてもいい影響を与えられましたが、有給4年3ヶ月、自転車で世界一周するという偉業を果たされても尚、それだけでは終わらないっていう所がスゴイな!!と思いました。
この『ほった。』では『やった。』には記されなかった、世界一周時の感動的な出会いのストーリーもありました。
坂本さんはいつも、“感謝の気持ち”と“敬意”を持って人と触れ合っています。
だからこそ、アフリカでもクルド人の村でも暖かく受け入れられているのだろうと思います。
国境も人種も関係なく、人と人が心を通わせる神髄がそこにありました。
世界一周後の事もたくさん書かれていました。
坂本さんは旅から戻った当初、胃を痛めるほど悩みつつも新たなプロジェクトを起こします。
日本全国の子供たちには夢を伝え、命を救われたギニアでは前著の印税を投じて井戸の採掘プロジェクトを発起し、完成させたのです。そんな坂本さんの可能性をどこまでも信じ、応援し続けるミキハウスもステキな会社だなと思いました。
そして井戸完成までの道のりに、また色々あるんです。人生と一緒です。
どんなに難しいと思われる事でも、まず行動を起こし前進すること、思い通りにいかなくても
信じ続ける大切さ、そんなことを坂本さんは現地で体感して伝えられています。
人任せではなく、個人で何度もアフリカの現地まで足を運び、村の人たちとの信頼関係を深めていく所にも、私たちの社会の中で活かされることがたくさん見つかりました。
このドンゴル村の井戸は、熱い思い・祈り・村人みんなの汗・長い歳月、とにかくたっくさんのものが込められて作られた手作りの井戸でした。
自分自身がもし何かに迷ったり、つまづいた時に「また読もう!」と思える本でした。いい本です!
「ありえない!」ですませていいのか?
前著『やった。』は夢を持つことの大切さ、夢をあきらめないことの大切さを教えてもらった気がしましたが、この続編『ほった。』は、そのために「現実を謙虚に受け入れて小さなことに感謝すること」から一歩一歩始めることの大切さを教えてもらった気がします。それと、「一人の力だけではなく女性も子供たちもお年寄りも、みんなが汗を流して手伝った」ことでプロジェクトが完成していく過程が見られるところにこの本の面白さがあると思います(しかも相手はギニア人だよ!)。
「この本の印税でまたお世話になった国に対して恩返しがしたい」ということは私もプロジェクトに少しは参加していることになるのでしょうか?
三起商行
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