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卒論を書こう―テーマ探しからスタイルまで
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| 商品カテゴリ: | 一般教養,雑学,実用知識,学習
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| セールスランク: | 66138 位
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| 参考価格: | ¥ 2,310 (消費税込)
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文科系の学生必読の一冊
卒論は何のため?入学したのは良いけれど、大学は何を学ぶところ?卒論が何かの役に立つ?文科系の学生がそれぞれに抱えるぼんやりとした疑問に、文学部で教える教師がひとつの答えを提示した画期的な一冊。大学院で英文学を専攻しているので、英文科の教授が書いた卒論本に興味があった。軽みのある文体にぐいぐい引き込まれて、一気に読んでしまった。
著者が説くのは卒論という「精神の冒険」。「生涯持ち続けていくかもしれない興味の糸口を探る作業」卒論を通じて、「自由な」冒険をするための心構え12箇条は、大学生活に価値を見出せない「省エネ待機モード」の学生すべてに向けて書かれている。「優等生君はもうやめよう!」「ハマルことを恐れない」「形のないもの見知らぬものにお金を払ってみよう」「価値の消費から価値の創造へ」など、本書が促す価値観の転換はどれも極めて刺激的。読み終わった後に、日常の過ごし方に対する意識がぐっと高まった。小論文対策で「平均的・模範的解答」を書くことに慣らされた「優等生」にとっては、学期ごとの憂鬱な「レポート」さえ、新しい見方ができるようになるだろう。
2006年改訂版だけあって、具体的なテーマ探しには新しい文学・文化研究の動向が随所に盛り込まれている。情報(読書)カードや勉強ノートの作り方、活用の仕方なども、具体例が示されているので、膨大な資料を扱う大学院生にも役立つ。失敗談も含めて、著書の経験がユーモアのある語り口で正直に語られているので信頼できる。英語・英文学関係の雑誌(和・洋)とレファレンスブックがコメント入りでリストアップされている点もありがたい。第五章を読むと、筋の通った日本語を書くためにはパラグラフを煉瓦のように積み上げることが大事だとわかる。一つの考えをパラグラフにまとめるまでの手際が詳しく解説されているので、論理的な文章を書くのが苦手な人でも、コツをつかむことができる。
卒論執筆を控えた三年生は必携!
テーマ探しから、論文の形式まで網羅しているのでこれ一冊あれば十分に立派な卒論が書けます。
いわゆるマニュアル本とは違い、楽しく読んでいるうちに自分も論文を書きたくなる、いわば知的好奇心を刺激する本だといえるかもしれません。
ただ1995年出版のため、ワープロの話があるなどタイムラグを感じます。そこで星4つ!
もちろん学期ごとのレポート執筆にも応用できますので、大学生の方は買って損はないと思います。
注:著者の栩木 伸明さんは早稲田大学文学部英文科の教授なので、特に文系の方におすすめです。
三修社
論文の教室―レポートから卒論まで (NHKブックス) よくわかる卒論の書き方 (やわらかアカデミズム・「わかる」シリーズ) ぎりぎり合格への論文マニュアル (平凡社新書) 卒論・ゼミ論の書き方 レポート・卒論のテーマの決め方
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